令和元年賃金構造基本統計調査によると
女性美容師の平均給は23万円。
それに比べると当店は一般サロンより
高い給与設定をしていることになります。
ですがそもそも
「美容師さんの年収はとても低い」
と他業種を経験している
私は強く感じています。
ではなぜ美容師さんの給与は
こんなに低いのでしょうか?
まずはそこからお話を進めていきましょう。
1日の売上が低いため
みなさんに支払われるお給与。
このお金は一体どこから
生まれるのか・・・
それは
『お客様から頂くおカネ』
ここから生まれたお金で
お給与を払うわけです。
その流れを見てみましょう。
このような流れでスタッフさんに給与をお支払いするわけです。
大切なことは
①のお客様からお金をいただく
という部分。
ここが足りないと②、③、④に
影響が出てくることになります。
🟠通常サロンの平均単価は6800 円
🟠当サロン の平均単価は18400円
比べるとその差は2倍以上。
予約が埋まるサロンであれば
話は別ですがそうでない場合は
” 給与を支払うための売上がでない ”
ためスタッフへの還元は少なくなります。
つまり
お客様から頂くお金 = スタッフの給与
に繋がってくるのです。
単価が安いデメリット
1人のお客様からいただくお金=単価
この単価が安い・・・それが何を意味するか
それは
単価が安い=人数をこなさなくてはならない
ということなのです。
通常サロンの単価だと100万円は147人対応しなくてはなりません。
ですが当店ならわずか54人です。
わずか半分以下で済んでしまうのです。
そのため肉体的にも精神的にも
負担が少なくてすみます。
手荒れ/むくみ/腰痛の原因
美容師さんに多い
・手荒れ
・むくみ
・腰痛
この3つは原因は人数にあります。
私自身、皮膚が強い方です。
ですが現役時代は1日に
シャンプーを10人以上していました。
これどんなに
・優しいシャンプーを使っても
・皮膚が強くても
荒れるのではないでしょうか_?_?
社宅手当がないのは?
サロンによっては
🟠社宅手当
🟠昼食手当
🟠役職手当
を用意していたりもするでしょう。
ですが当店は用意していません。
結論から述べれば
手当を作るのはカンタンです。
ですがその分、給与の額を
下げなければなりません。
もう1度大切なことを
お伝えさせてください。
『お客様から頂くおカネ』
これによって皆さんにお給与を払うわけです。
ここがお金の出所です。
お金はそれ以外から湧いて
でてくるはございません。
お客様から頂いたお金の中から
🟠給与
🟠手当
🟠税金
を払うわけです。
ですので
・『手当』を減らせば、『給与』は下がります。
・『給与』を増やせば、『手当』は入れれます。
であれば使い道が決まってる手当より
自由に使える給与を増やした方がいい。
こんなふうに考え当店は給与の還元をしています。
出所である
『お客様から頂くおカネ』
がもし何ヶ月も0円なら給与も払えず
お店も潰れてしまうのです。
同時に何人も採用しない
一般サロンは新卒の社員を
同時に何人も採用します。
当店は同時に何人も採用をしません。
OPEN当初から採用は必ず1人ずつ。
なぜか?
お客様の奪い合い
が起きてしまうからです。
例えば月30人の新規客がきたとします。
スタッフ1人ならその月に
30人の入客ができます。
スタッフ2人ならその月に
15人の入客ができます。
スタッフ3人ならその月に
10人の入客ができます。
↑このようになります。
「たくさん働きたいのに・・・」
こう思う方は満足した入客ができず
希望の給与を受けとれないでしょう。
だからこそスタッフの採用は必ず1人ずつ。
そうすることでアナタが満足できるまで
入客することが可能になるのです。
集客ができていない
『給与が低い』
このようなサロンに共通しているのは
集客がうまくいってないということ。
『ホットペッパーに
掲載すれば集客できる』
『チラシやビラを
配れば集客できる』
『人通りの多いところに
出せば集客できる』
↑もはやこんな時代ではないのに
このような取り組みをし続ける・・・
その結果、集客が成功せずサロンは
スタッフに給与を払えなくなる。
こんなケースがとても多いんです。
当店はネット集客が強みの美容室。
代表である私自身がIT分野に精通しており
オリジナル集客でお客様を集めています。
集客は自社でしている為、本来
必要な広告費をスタッフへ還元。
こういった部分も業界より高めに
お支払いできる理由の1つです。
最後に・・・
↑実際のスタッフの給与明細。
業務委託ではなく皆さん
正社員の給与となります。
上記も踏まえてお伝えしたいこと・・・
それは
🟠正社員の場合 → 40万
🟠業務委託の場合 → 50万
が上限ということです。
これ以上の給与を望むのであれば
当店はオススメできません。
給与を高くするために
🟠一般サロンより客単価を高くし
🟠一般サロンより広告費用を下げ
🟠一般サロンよりお店の経費削減
をして雇用環境を作りあげてきました。
ですが正直これでも当サロンの
給与が高いとは思っておりません。
🟠IT業界
🟠金融業
🟠医療業界
に比べればまだまだ
賃金は低いと痛感しております。
今後も給与の見直しを続け美容師の方々が
活躍できるよう改善していくつもりです。
当店で活躍したいという方は
お気軽にご連絡くださいませ。
心よりお待ちしております。