当店は役職などはなく全員
が同じスタイリストです。
一般サロンでは
・副店長
・店長
という役職を設けるサロンがほとんどです。
ではなぜ当店が店長をおかないか・・・
その理由をご説明していきます。
店長とは管理職
そもそも店長ってなんのために置くのでしょうか?
多くはサロンの管理のためでしょう。
なので管理職って呼んだりしますよね。
社長が管理できないから
その管理を店長に任せるわけです。
つまりどういうことかって言うと
” 店長が権限を持ってしまう ”
ということなんです。
サロンが崩壊してスタッフが犠牲になってしまうケースとして
” 店長が好き勝手にやっちゃう ”
ケースが多いんです。
例えばサロンで入客の
ルールが決まっていたとします。
本来は公平にするべきなのに
店長がスタッフが気に入らないという理由で
入客をストップさせてしまったりします。
こうなるとルールはあってないようなものです。
なぜなら
店長のやり方=会社のルール
に変わってしまうからです。
店長はもちろん役職を与えられているのですが
同じスタイリストであることには変わりません。
売上が高い=全てが正しいはウソ
なぜ店長が好き勝手に動いてしまうケースが多いのか?
それは美容室の売上による
考え方が強いからだと思います。
美容業界では
売り上げが高い = いうこと全てが正しい
という価値観になりやすいんです。
基本的に店長は売上を上げているケースが多い。
なので拍車がかかり気づいたらめちゃくちゃになったりするケースは多いんです。
冷静に考えればわかると思いますが
売上が高ければ何もかも正解
というわけではありません。
この考えは上下関係でも近いことが言えます。
上下関係を作ると
「歳上の人の言うことは正しい」
となってしまいます。
ただ歳上だからと言って意見が正しいとは限らないはず。
よく
「そもそもそんな人を店長にしなければいいんじゃない」
という意見もあります。
ただ実際にそうゆう人を選ばなくとも解決できる方法があるんです。
それが
” 店長って言う役職をそもそも作らない ”
っていうこと。
もっというなら
・年功序列
・売上信仰
こういった制度をなくすことが解決の道と考えています。
例えばそこで働く真面目なスタッフがいて、
その子が頑張ろうとしてるのに店長がその目をつぶしちゃったりする。
コレではいい会社とは呼べません。
だからこそ役職をなくす
そうすることでこういった問題が起きないようなっています。
役職をなくすから給与を上げられる
美容室の平均給与は23万円ですがコレは平均。
つまりもっと高い人はいるわけです。
ですがそうゆう人は
売上が高いから給与が高い
のかというとそうではありません。
実は役職手当によるものが大きいんです。
・副店長3万円
・店長5万円
・マネージャー10万円
私が勤めていたサロンの役職です。
どうでしょう?
仮にこの3つの役職を用意しただけでも月間18万円
年間だと200万以上です。
このお金・・・
役職にお金を使うぐらいならスタイリストの給与に使うべきだと当店では考えています。
こういったことも業界の給与にくらべて当店が高い理由と考えています。